ひとり旅
7月22日 (木) 晴れ
今日から4日間の連休だ。
久しぶりに単車で旅に出た。
5時に起床するも、なんだかんだで7時に出発。
日陰はまだ少し寒い中仙道をひたすら走り、気温が上がり暑くなってきた頃岐阜の道の駅で休憩。
当たり前だが夏の岐阜はハンパなく暑い。
白川経由でR41へ。
ロックガーデンひちそうで休憩。
モンキー125の方と少しおしゃべり。
富加、関を通過して
ローソンでお昼ごはんをとって少し涼んでから、地図を見ながら樽見鉄道の本巣駅を目指す。
暑さで死にそうになりながらも、樽見鉄道本社がある本巣駅に無事到着。
この駅は初めてだが、なかなか良い味出してる。
面白い機関車があったが、どうやら動くみたいだ。
本巣駅から樽見駅まで1駅ずつ散策する。
こうみ駅には懐かしい伝言板が。
何度か来ている鍋原駅
この駅にいた猫が、ずっと私の後を着いてきて離れないどころか足にすり寄ってきて、しまいにはズボンで爪まで研ぎ出す始末。
極度の猫アレルギーの私には辛いが、ここまでなつかれたら可愛くて仕方ない。
指先でほんの少し頭を撫でてあげてサヨナラした。
たかお駅では小学生の男の子とお母さんがいたが、恐らく鉄であろう。
お母さんが『クジャクがいる』とビックリしていたが、あれはキジですねとそっと教えてあげた。
きっと都会の親子なんだな。
そしてやっと着いた樽見駅
ここも何度も来ているが、終着駅というのは特別に哀愁が漂う。
まだ時間が早いが雲行きが怪しくなってきたので、道の駅で休憩しながら様子を見る。
樽見駅へ戻り早速一杯やりだす。
とにかく暑かったので、ビールがたまらなく美味しい。
呑みだしてしばらくすると、やはり夕立がきた。少しは涼しくなると思ったけどダメだった。
タクシーが駅前に止まり、先ほどたかお駅で見かけた親子が降りてきて、列車に乗っていった。
やはり鉄だったな。
最終列車が出るまで呑んで、それを見送り単車を駐輪場に入れておやすみ。
7月23日 (金) 晴れ
昨夜は暑くて寝苦しかった。
蚊がたくさんいたが、虫除けスプレーを使ったお陰で蚊には食われなかったが、ゲジゲジか毛虫みたいなヤツに膝を食われたらしい。
野宿とはそういうもんだな
昨日寄った道の駅でコーヒーを買い、そこでモーニング。
馬坂峠を越えるが、なんと素晴らしい道だろうか。峠はトンネルでそれを越えると遥か下に徳山湖が見えた。
R417を徳山ダムに向かう。
トンネルだらけだが中は水で路面が濡れており、単車がとても汚れてしまった。
徳山ダムは時間が早すぎて、ゲートが閉まっており諦めた。仕方ないね。
いつか機会があれば再訪したい。
徳山会館という所に寄って、トイレが開いていたのでお借りしたが、中は暖房が効いており冷えた身体には嬉しかった。
レストランには美味しそうなダムカレーがあるらしく、是非とも食べてみたい。途中お猿が沢山いて、小猿が可愛かったなぁ。
冠山峠へ向かう。
これも最高の峠道でたまらない。
峠は登山口になっていた。
味のある石碑
峠を下りきって次の峠の為に、味のあるスタンドで給油
県道34号線に入ると足羽川ダムの建設中で、高い所に新しい橋を掛けていた。
いずれは今通っている道はダムの底に沈むんだなぁ。
その先の峠道も最高であった。
R157へ出て一旦温見峠方面へ向かう。
途中から県道230号線で笹生川ダムを抜けて伊勢峠を越え、九頭竜湖へ向かう。
この道は来る度に通行止めでずっと走りたかったが、やはり最高の道であった。
旧道の油坂峠を越え、白鳥のバローで今夜の買い出しとビビンバでお昼ごはん。外は恐ろしい暑さだ。
R156を北上し、大好きな北濃駅で休憩。
何度来ても本当に素晴らしい終着駅だ。
食堂は経営が変わったのか、店の名前が変わっていたが、次回は食べよう。
転車台のすぐ裏にでかい砂防堰堤を作っていたが、危ない法面なんだな。仕方ない。
荘川から高山に抜け、高山駅で少し休憩しながらルートを考えて、R361で木曽へ向かう。
一旦宮峠の新しいトンネルを抜けて、県道87号線から361へアプローチ。
途中から雲行きがかなり怪しくなり、案の定夕立が降ってきたが、何とか飛騨たかね工房道の駅に滑り込んで小休止。
先の空を見ると明るいので走り出すと、どうやら降った後らしく路面がかなり濡れていたのでラッキーだった。
長峰峠を越えて開田から県道20号線で王滝のスポーツ公園に行くが、ここで野宿しようと思ったがキャンプ、車中泊禁止と出ていたので諦めて三岳の道の駅へ。
しかしここでの野宿は無理と判断し家へ帰ろうかと思ったが、木祖村の道の駅で我慢出来ずにビールを呑み出す。
ここで野宿。
ビールのなんと美味しいことか。
少しだけ雨が降ってきた。
しかも会社から緊急連絡がきたが、遠くで酒呑んでるからムリと言っておいた。
7月24日 (金) 晴れ
5時に起床
白鳥のバローで昨日買ったカレーパンと野菜ジュースで朝御飯。
そのまま帰宅して、今回の旅も無事に終わったがとにかく暑かった。
お天気にも恵まれ、どの道もとても素晴らしく、印象深い旅であった。
総走行距離 702キロ
帰宅してすぐにマシンを洗車してチェーンに油を差し、次の旅の準備をしてから床屋に行ってサッパリ。
そして夕方に相棒達とビールを沢山積んで、標高2,000メートルへ身体を冷やしに出発するのであった。