スキー場
8月7日 (土) 晴れ
6時起床
プラのゴミを捨てて、久しぶりにベーエムをガレージから引っ張り出して駐車場に停める。
少しだけ庭の草むしりをしてから相変わらず下手くそなオムレツを焼くが、何度やっても上手くいかない。
オムレツを作り出して一年位たつが、
とにかくフライパンをトントンしても上手く裏返しにならないのだ。
しかし味は旨いからまぁいいか。
朝御飯を食べてから歯医者に原チャリで行く。
予約は9時からしか受け付けないが、特にこちらがお願いしたわけではないのにドクターの粋な計らいで、8時半から診察してくれた。
優しいね、先生。
前から懸案な前歯が欠けてしまった。
結局作り直すと言う事で仮歯を入れてくれた。
外した歯が飛んで、たまたま私の手に入ったのを見た奥さん先生が超ウケていた。
『凄いね、なんであんなに簡単にキャッチ出来るの‼️』
と、腹抱えて笑っていたが、まぐれで偶然手のひらに入っただけの事で、こんなに腹を抱えて笑ってくれる奥さん先生のほうがよっぽどおかしいよと、笑ってあげた。
何だかんだで相変わらず出発が遅れたから、高速に乗って長野インターで降りる。
とにかく暑い
途中のスーパーでワインとツマミを買って、今日のお宿へ無事に到着。
真夏のスキー場らしく、閑散としている
温泉に浸かり、早速部屋で一杯。
窓の外は癒される景色
晩御飯はここら辺で飼育された、何とかプレミアムの豚さんらしい。
天ぷらも美味しく、食べきれないほどの料理であった。
温泉宿らしく卓球台があったので、久しぶりに軽く勝負。
微妙に危なかったがなんとか勝利した。
部屋に戻り、軽くビールとお酒を呑んでおやすみ
8月8日 (日) 曇り
6時半起床
7時半に朝御飯。
手作り感満載でとっても美味しいから、残さず頂きました。
今回は連泊なので10時半頃まで部屋でゆっくりして出発する。
すぐ横のスキー場をドライブして、そのスキー場の一番上にあるキャンプ場まで行くと空気が変わり気持ちよく、沢山お客さんがいたがみんな楽しそうであった。
このキャンプ場はワンコを放し飼いに出来るサイトが有るので、相棒達と是非来たい。
近くの駅で鉄分補給。
たまらないな
近くの道の駅に寄り宿でもらったクーポン券でお土産をもらい、そこの洒落たレストランで少し早いが軽く昼御飯にする。
とっても美味しいピザを半分こずつ食べた。
すると何やら雲行きが怪しくなり、雨が降ってきたのですぐ横の農協のスーパーで今夜のバーベキューの肉を物色するが、高級な国産牛しかないので野菜だけ買い新幹線の駅の横のスーパーへ移動。
すると突然大雨になりしばらく車から降りられなかった。
ここで無事に大好きなオーストラリア産の安くて分厚いステーキ肉をゲットする。
宿に戻り今夜はホテルの庭にあるグランピングに泊まる。
ご主人が忙しそうに準備している
バーベキューと言えば、とにかく先ずは火起こしだ。
宿のご主人が頑張って色々と準備をしてくれている横で、テキトーに小枝やらを集めていると、
『そんなに簡単には薪に火は着きませんから、これを使って下さい』
と、手には大きな着火材が。
私は丁寧にお断りして、ナタで針葉樹をサッと細かく割って焚付けを作り、5分もしないでぶっとい薪がメキメキと炎をあげ出した。
それを見ていたご主人はボーゼンとしている。
私はキャンプは好きで子供が小さい頃は頻繁に出掛けていましたし、昔よく山の中で野宿をしていましたと伝えると
ご主人は
『もう何も言いません。ゆっくりしていって下さい』と去っていった。
どうやらひ弱そうな私を見て、また、この様な設備が全て整ったグランピングにキャンプをしに来る人は、都会のアウトドアには無縁なド素人に見えたのだろうか。
その焚き火台に沢山炭を乗せておいて火が安定するまでの間、ゆっくりと温泉に浸かる。
いよいよ楽しみにしていたバーベキューだ
この為に生きている様なもんだ
ビールがたまらない。
出来た出来た。
最近覚えた赤ワインで
途中で小雨が降ったり止んだりしたが、とても涼しくて気持ちいい
そしてあっという間に夜が更けておやすみ
8月9日 (月) 曇り
今日は旅の最終日
曇り空でいまにも雨が降りそうだ
朝御飯の準備
寝る前に朝食の為にしっかり熾火になるようにしておいたから、すぐに火は大きくなる
焼きサンドイッチって言うのだろうか?
そんな道具があったので、パンとチーズを挟んで火の中にぶちこむ。
その間にコーヒー豆をミルしてドリップ。
フルーツを切ったりバタバタしていたらしっかりパンを焦がしてしまった。
失敗は成功のもとで2枚目からは完璧に焼けて美味しかったけど、写真を撮る余裕が全く無かったのは悲しいね。
それだけ余裕が無かったのは内緒だ
雨が降ったり止んだりする中、
それでもとても美味しい朝御飯だった。
とにかくアマガエルさんが沢山いて、あちこち遊び回っていて可愛い。
食事が終わってチェックアウトの時間まで、残りの炭火を見ながら何もせずにボーっとする。
こんなひとときが楽しい。
この宿はグランピングのお客にもちゃんとホテルの部屋をキープしてくれており、昨日泊まった部屋はそのまま使わせてくれる。
もし暑かったり寒かったら、部屋へ戻ればいい。
しかしとても気持ちよく、グランピングで寝られた。
時間になったので部屋から荷物をマシンに積んで、雨が止み曇り空になったので屋根を開けて出発しようとすると、これまたアマガエルさんが車のボンネットにいるではないか。
このまま走り出したらアマガエルさんは家に帰れなくなるので、マシンを停めてそっと手のひらに乗せて草むらに放してあげた。
ご主人がお見送りしてくれたのだが、私の姿が見えなくなるまでずっと手を振っていてくれた。
お世話になりました。
また必ず来ますね。
あとは無事に帰るだけなので家路をたどるが、隣街まで来た所でさっきの街にあるウナギ屋に、ずっと前から行きたかったのを思い出す。
そうと決まれば少し早いがUターンして戻る。
大好物のウナギ、楽しみだ。
オーダーを入れてから店のパンフレットを見ていると、ご主人の蒲焼きに対する並々ならぬこだわりが書いてあり、食欲をそそる。
やっと来た
こだわりの説明通りの味で、大満足。
とても美味しかった。
途中の道の駅の裏にある、畑の中に出来た桃の直売所で桃を買い、降ったり止んだりの雨の中、あとはホントに帰るだけだ。
途中の街の信号待ちで、動物病院の玄関にお洒落なワンコがいた。
桃が擦れて痛まない様にゆっくりゆっくり峠を越えて、無事に帰宅。
相棒達が狂って踊っていたのはいつもの事だね
ただいま
今回も本当に楽しかった