桜大好きの日記

思った事を綴ります

悔いは無し

3月4日 (金) 晴れ

6時半起床

目が覚めると目の前にウィリアムの茶色い鼻があり、小さくイビキをかいている。
ホントにかわいいな。

そんなウィリアムと、起きるの嫌がって妻の布団に潜り込んで逃げるチャイを捕まえて一緒に起きる。

今日は朝から歯医者に行くので忙しいが、それでもオムレツは欠かせない。
今日の玉子はとても小さいので難しいが、それはそれで勉強だ。

簡単に朝食を済ませて朝ドラを見てから歯医者へ。

帰宅して旅の準備をしてからマシンの点検をすると、ワイパーのゴムがちぎれてきているので速攻で近所の黄色い帽子とかに買いに行き交換する。
これで一安心。

相変わらず仲良く殺菌するボーイズ。
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簡単におにぎりで昼御飯を済ませ、12時半に出発。
給油してからハイウェイに乗り、ばあちゃんを迎えに行く。
ひたすらキープレフトで、見慣れた景色をチンタラ走る。
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予定通り13時半にばあちゃん家へ到着。
よほど楽しみにしていたらしく、車を着けるとすぐに出てきたので出発する。

裏街道を駆使してからコンビニでトイレ休憩をかねて、今夜のツマミの買い出し。
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このマシンの時は踏み台を使い、ばあちゃんが乗り降りしやすい様にしてあげる。
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ばあちゃん家を出てからもう少しで宿に着く辺りまで、車中で妻とばあちゃんはばあちゃん家の壁の塗り替えのペンキ屋の話でずーっと盛り上がっていた。

見積もりを三件取っただの、それは安いだのそこは信じるしかないだの、とにかくペンキだけの話題で1時間以上も話をしている。
しかも何度も同じくだりが出てきて、それ3回目だぞと突っ込みを入れたくなるが、やめておく。


私はただ黙って黙々と運転していたが流石に聞き飽きてたまらなくなり、
『頼むからそのペンキの話題を他に変えてくれ、今夜家の屋根のペンキを塗る夢を見そうだから』
と懇願したら、妻もばあちゃんも腹を抱えて笑っていた。

だが、しかしペンキの話は止まらなかった。

山道を進み
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温泉街の一番奥にある今夜のお宿に、予定通り15時に到着。
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ばあちゃんが喜ぶように、今回は少し奮発した。
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ここでも旅館の方に、珍しいクルマですねと言われた。
先々週のホテルでも同じことを言われたが、嬉しいことなのかなぁ。
私は勿論、何よりボーイズがとても気に入っているマシンだ。
誉められていると思うことにしよう。


帳場もお洒落だ
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窓の外は雪山と渓流
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温泉街も見えて、ばあちゃんもとても喜んでいる。
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私は早速温泉へ行くがとにかく広い館内で、私の部屋から温泉まで3回もエレベーターに乗る。

廊下も長い
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やっとたどり着いた温泉はまだ私だけ。
真っ白で独特な泉質で先ずは雪景色の露天風呂でゆっくりし、仕事の疲れを癒す。

また長い道のりを部屋へ戻るが、途中の壁にこの宿の古い写真があった。
明治元年から営業しているとの事。
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素晴らしい建物だ
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体感時間5分はかかってやっと部屋へたどり着き、至福の雪見酒
これがたまらない

ばあちゃんは『あんたそんなに呑んでご飯食べられるの?』と心配しているが、ご飯は食べないから心配ないと言ったら笑っていた。
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そして妻とばあちゃんは長い道のりを、温泉へ入りに仲良く部屋をでた。


ゆっくりマッサージ機でこりをほぐしてきた妻とばあちゃんと、お待ちかねの晩御飯。
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ばあちゃんと私は瓶ビールで乾杯。

そして最近の私はやはりワインの呑み比べ。
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3人で親戚の話で盛り上がり、部屋へ戻って缶ビールを軽くやっつけてぐっすりおやすみ。



3月5日 (土) 晴れ

7時起床
窓の外は気持ちよく晴れている。
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妻とばあちゃんは温泉へ。
ホント好きだね、温泉。

私は部屋でゆっくりゴロゴロ。


8時に朝御飯。
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温泉を使った湯豆腐や温泉のお粥など、凝ったお料理で味もとても薄味で大満足。
からしっかり平らげてしまった。

部屋へ戻り3人でゆっくりテレビなど見ながら、10時半にチェックアウト。
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ホテルの方が屋根の雪降ろしをしていた。私は高所恐怖症なので、見ているだけでお尻がムズムズする。
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途中にある、落差の凄い水圧鉄管。
カッコいい
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奈川度ダムでマシンを停めて写真を撮るが、物凄い強風でドアがむしれるかと思って怖かったので早々に引き上げる。
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道の駅で休憩。
お土産を買いまくる二人。
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この水圧鉄管はいつ見てもゾクゾクする。
サージタンクはバカでかくて迫力だ。
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本日の鉄分補給
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お昼には前から食べてみたかった、城下町にある鰻屋さんへ。
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この割烹の向かいにある洋食屋。
ここら辺では有名な老舗でお値段もそれなりだが、1度でいいからこんなお店でワインを呑みながらコース料理を頂いてみたい。
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ばあちゃんは普通の鰻丼で、妻は歳とともに鰻があまり食べられなくなったので天ぷら定食。
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自称ウナギマニアの私は特上鰻丼。
関東風の背開きで蒸してから焼いてあるみたいで、なかはフワフワだ。
少ししょっぱめのタレが私好みで最高。
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ご飯の中にも1切れ入っていて、しかもばあちゃんが食べきれないからと自分のも1切れくれたからもう最高。
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本当に美味しかった。


お腹も一杯になり次は酒屋さんへ。
普通の酒屋さんかと思って入ったらとてもディープなお店で、日本酒は勿論ワインもキチンとしたセラーに入っており、ご主人に色々とお話を伺っていたら思わず衝動買いをしてしまった。

2018年物でその年の葡萄は最高らしい。
7,000円とワインとしてはビックリする値段ではないが、私のような庶民がおいそれと買える金額ではないし、多分もうこんな高価なワインを2度と買うことも無いであろう。

でもご主人が言っていた。
『このフルボディは本当に美味しいので、是非味わって下さい』と。

自分としてもいつも500円以下のワインしか呑んでないので、本物のワインとの違いを知りたくて買った。
勿論500円のワインでもフルボディは沢山あるし、それが美味しくないとは思わないどころか、それぞれの味の違いを楽しんでいる。

そしてご主人が
『翌年の2019年はできが悪く、同じ葡萄でも値段は3000円になってしまう』とのこと。

どうせならばと、その2018年と2019年のワインが私に本当に違いがわかるのか知りたくなり、それも買ってしまった。
いくら自分のお小遣いとは言え、妻もばあちゃんも呆れていた。

でも最後にご主人の言葉が印象的だった。
『他のお客さんはこのワインを贈答用でしか買わないので、自分用に買った人は初めてだ』

でもご主人が是非呑んでみてくれと言ったんでしょ、とは言えなかった。

ばあちゃんはしっかり兄貴とうちの息子に酒を買いまくっていた。
人の事言えないね
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その酒屋さんの数件先で見つけた和菓子屋さん。
妻は迷わず店に入り、娘と兄貴の嫁さんに沢山買っていた。
人の事言えないね
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最後にインターの横のお土産屋さんで最後の買い物をして、ばあちゃんを送り届ける。
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ばあちゃんは家に着くなり出迎えた兄貴夫婦に、本当に良い温泉だったと機関銃の様に話していた。
ばあちゃんが満足してくれたら、それでいいね。


無事帰宅してボーイズが狂いまくる。


先日妻が買っておいてくれた安くてバカでかいオージービーフを娘の分と焼く。
私は霜降りの和牛は苦手で、こう言うお肉を塩コショウだけで焼くのが大好き。
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お留守番を頑張った、ウィリアムとチャイにも少し切ってあげる。
喜ぶぞー
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おあずけして待っているチャイ。
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ビールをやっつけてから、いよいよ清水の舞台からのワインを。
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本当に美味しい。
酒の全く飲めない妻はただ笑っていたが、そんな高価なワインならせっかくだからとひと口飲んでみたいと。

飲んだ瞬間『ベベベベッ』と顔をしかめた。
良かったよ、妻が呑めなくて。
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とても美味しいが、あっという間に呑んでしまった。
ワインはとっておけないのが辛いね。



朝から美味しい和食をお腹一杯頂き、お昼には大好物の鰻、夜も安いけど大好物のでっかいステーキで美味しいワインを頂いて、大袈裟だが本当に悔いはないと思った。


しかし日頃平日は1,800kcalしか取らない私が、今日は一体どのくらいのカロリーを摂取したのか、怖くて計算もしたくない。
また明日から質素に生活しようと心に決めた。


今回も本当に楽しかった。