錠一郎さん
3月18日 (金) 曇りのち雨
6時起床
今朝は休みの妻がフレンチトーストを焼いてくれたので、私はサラダを盛りジュースとコーヒーをセットする。
とっても美味しいフレンチトーストだった
ありがとう
いつも通り会社に行き午後からサボるが、雨が降ってきたので妻に迎えに来てもらう。
大学を卒業して帰省している息子と車に乗り隣街に、私は歯医者で息子は銀行へ。
どうやら暗証番号のロックを解除してもらうらしい。
セキュリティの研究をしている割にはドジふんだな。
ふたり無事に用事を済ませて給油し、そのまま雨のハイウェイへ。
妻は別行動でばあちゃんを迎えに行き、ホテルで合流の予定だ。
山道に入り標高が1000m付近になると雨が雪に変わり、16時少し前にホテルに無事到着。
先月に泊まったホテルだが、なかなか良かったので再訪する。
妻の車がすでに駐車場にあった。
部屋へ行くと5分前位に着いたらしい。
いいタイミングだね。
滞在も出来るので簡単なキッチンとカウンターがありお洒落だ。
ベッドの部屋は息子とばあちゃん。
和室は妻と私。
3人は仲良くお茶を飲みながらくつろいでいるが、私は速攻で温泉に入りいつもの至福の時間だ。
リビングは占領されているので、カッコよくカウンターで。
外は激しく雪が降ってきた。
慌てて出たので缶ビール2本しか持ってこなかったから、売店で安いワインを買って飲む。
18時30分
楽しみにしていたディナー。
今回は息子の大学卒業のお祝いなので、おめかししてレストランへ。
本当に楽しいひとときだ。
ビールのあとはやはりワイン
奮発してボトルをお願いする。
お魚料理に
妻は家でも外でも食事の時に、必ずと言っていいほど食べ物を服にこぼす。
箸やフォークから毎度の様にポロッとこぼす。
家ではそれを見たチャイが、すかさずパクっと食べて妻に怒られるパターンだが、ここではソースの着いたモノを服にこぼしていた。
もう何十年も食事の度に見ているので私は気にならないし、あばたもえくぼでそれが妻の特徴だと思っている。
朝ドラのカムカムで三代目ヒロインの旦那さんの錠一郎と言う人がやはりそうだ。
錠一郎さんはホットドッグが大好物でそのケチャップを必ずシャツにこぼす。
それが縁でヒロインと結婚したのだが、何年たってもいまだに錠一郎さんはシャツに食べ物をこぼす。
妻を見ているとその旦那にそっくりで、こぼす度に可哀想だが笑ってしまう。
ナプキンで服を拭いている妻を見かねて、年配のウェイターがお手拭きを持ってきてくれた。
ありがとう
そのウェイターとばあちゃんが意気投合して
『今日は孫の卒業祝いなんですよ』
と楽しそうに話をしていた。
冷たい口休め
お肉料理はとても柔らか
外は雪が止んだようだ。
デザートは三人はプリンで、私だけムースをお願いした。
勿論私は食べないのでそのまま妻に。
桜の小枝を削ってカトラリーにしているところが粋だ。
しかし何と息子のプリンだけ、ばあちゃんと妻のプリンの器よりデカイ。
よく見るとお皿にチョコで
『卒業おめでとう』
と書かれている。
先ほどのウェイターが料理長にお願いしたらしく、粋なサプライズに息子はとても喜んでいた。
皆さんありがとう。
しかし大学は卒業したものの、そのまま大学院に入学して大学に残るので、あと2年はまた私のお小遣いも据え置きだ。
入学金もまた払った
頑張ろう
とても美味しいお料理で楽しくお酒も頂き、先ほどのウェイターに
『料理長によろしくお伝え下さい』
とお礼をしてお開きに。
エントランスのイルミネーションが雪に映える
部屋へ戻り、売店で買ったワインを呑んで、ぐっすり布団に潜っておやすみ
3月19日 (土) 曇り
6時起床
私だけ起きて出発の準備をする。
今日は会社の若い子の引っ越しの手伝いだ。
引っ越しの節約したいので私の車で運べるものをお願い出来ますかと、だいぶ前からその子に頼まれていたのだ。
7時に1人でレストランへ朝御飯を頂きに行くと、昨夜のウェイターの姿が。
本当に昨夜はお世話になったとお礼をして、苦手なバイキングに挑む。
最近カロリーを少し取りすぎているので控えめに。
ここのクロワッサンは本当に美味しい。
もっと沢山食べたいところだが、我慢我慢
妻に部屋で見送られ、
ひとり7時半出発。
エントランスの車寄せは、もう除雪が終わっている。
今日は1人なので迎車はしないから、地下駐車場から直接出発。
帰り道もしっかり除雪してあり安心だ。
そのままハイウェイで会社の子の家へ乗り付け、着替えて引っ越しのお手伝い。
私のミッションは私の愛車で冷蔵庫やら洗濯機、こたつなど大物を運ぶだけだ。
簡単に積み込み引っ越し先の隣街のアパートに運び込み、お昼に無事終わる。
ついでにその近くのホームセンターで、息子の車のバッテリーやらオイルなどを買って帰宅。
娘と仲良くお留守番をしていたボーイズが飛んできた。
かわいいな
数日後には息子がこのマシンで宮崎まで帰るので、早速バッテリーやオイルを変えて
私のマシンのオイルも変えた。
お天気も良くなってきたので、ボーイズとお散歩へ。
夕方に妻と息子が帰宅。
お土産を沢山買い、ばあちゃんを送りながらゆっくりご飯を食べてきたらしい。
すると妻がチェックアウトの時にもらったと言って、私に小さなお土産の袋を手渡した。
中を開けると料理長からの簡単な手紙が添えてあり、
昨夜のお礼と、私の頂いたワインのコルクで作ったかわいいワンちゃんがいた。
是非またホテルへ遊びに行き、料理長の美味しいお料理を頂きたいと心を揺さぶられ、そのワンちゃんとボーイズと夕食にまたワインを呑んでしまった。
今回も本当に楽しかった。
頑張れよ
息子