ひとみさん
3月12日 (土) 晴れ
6時半起床
今日も歯医者なので早く起きる。
今朝は妻がホットケーキを焼いてくれたので、私はサラダを盛ってコーヒーを淹れるだけだ。
牛乳の代わりに豆乳を入れたホットケーキは、なかなかどうして美味しかった。
ありがとう
速攻で歯医者に行き、帰宅すると妻が模様替えをしていたので手伝う。
あれがこっちでこれもあっち、それはそのままでこれはむこうへ。
私と意見が食い違うので、いつも私は黙って言いなりだ。
それが一番の秘訣
居場所のないボーイズはじっとしている。
模様替えもなんとなく形になってきたので、昨夜作った残りのコロコロ野菜カレーをお昼に頂くが我ながら旨い。
ボーイズのクローゼットも冬物から春物へ入れ替え。
チョコの服を着せられるチャイ。
かわいいよ
そとはとても暖かいので、ボーイズとお散歩へ。
てんとう虫が飛んできた
荷物を準備して、13時30分出発。
定刻通り14時30分に着いた、城下町の奥座敷。
入り口に広い部屋が。
こう言うの大好き
和室は本当に落ち着く
窓の外の城下町を見おろす。
いつもの様に温泉に浸かり、至福の時間
何度やっても飽きない。
18時にお待ちかねの晩御飯。
珍しく瓶ではなく生ビールをお願いする。
お酒もお願いして
やはりお蕎麦が出てきた。
こればかりは妻の分も頂き、大満足。
今夜の私達の食事を担当して頂いた仲居さんが、これまた個性的な方で実に愉快であった。
私は志村けんさんの大ファンで、子供の頃からずっとバカ殿やだいじょうぶだぁ等を喜んで見ていた。
その志村けん扮するひとみさんという人がいるのだが、まさにそのひとみさんに雰囲気や話し方がそっくりで、一言話し終わると必ず『ウフフフッ』と怪しげな笑いが入る。
毎回必ず入る。
それを聞いているともう何故か嬉しくて、ひとみさんが近くを通ると用も無いのについ話し掛けてしまう。
『ウフフフッ』
もう最高
マスク顔で素顔が見られないのがとても残念だが、本当に楽しませて頂いた。
部屋へ戻り、持参した酒も底をついていたので、珍しくふたりで温泉街を歩きに出た。
寒さも和らぎ、久しぶりに温泉街を歩くのもなかなか良いものだ。
するとお隣の旅館の玄関に、妻の大好物の31アイスクリームの旗指物が。
妻は迷わずその旅館の土産物屋へ。
嬉しそうに好みのカップをひとつ手にして喜んでいる。
私もワインのワンカップを買ってふたりで部屋へ戻り、子供みたいに喜んでアイスクリームを食べる妻の横で〆のワインを頂き、ぐっすりおやすみ。
3月13日 (日) 晴れ
6時起床
今日は珍しく午後から仕事なので、早く起きて温泉へ。
朝風呂はあまり入らないが、意外にもこの時間に入りに来る方が結構いることに驚いた。
身支度をして7時30分に朝御飯。
いたいた、ひとみちゃん。
『おはようございます ウフフフッ』
きたきたぁ、朝からひとみ節炸裂。
もう最高だ
メニューの説明もウフフフッの5連発
お陰で美味しく頂きました。
食事が終わりひとみさんにお礼を言うと、わざわざエレベーターの入口まで送ってくれた。
ありがとうひとみさん。
女将さんらしき方と、キレイなお姉さんに見送られ、8時出発。
すると妻が娘にもお土産屋で、31アイスクリームを買っていきたいと言うので車をつける。
どんだけ好きなんだ、31アイスクリーム。
うちの近所のショッピングモールにもあるでしょ、31アイスクリームは。
妻の車から出してきたのは、31アイスクリームで以前もらった専用のピンク色のクーラーバッグ。
スヌーピーが沢山いて、見るからに31アイスクリームだ。
それに何種類も買って入れていた。
この旅館の方もきっと呆れているな。
でも良かったね
温泉街を出て
ピンボケだけど、ワイン用の葡萄畑を抜け
9時に無事帰宅
玄関を開けるとボーイズが迎えに出てきた。
旅の片付けをして、亀の水を変えたりソファーの足を加工したりしてお昼に軽くおにぎりをひとつ食べる。
髪に櫛を入れ最近新しく仕立てたスーツに着替えて、真っ黒いストレートチップを履いてスイッチを切り替え仕事に向かう。
帰りにショッピングモールでホワイトデーのお菓子を買って帰宅。
シャワーを浴びて、大好物の唐揚げで至福の時間だ。
今回も本当に楽しかった。
特にひとみさん
ありがとう
志村けんさんのご冥福を心よりお祈りいたします