ディナー
12月19日 (日) 晴れ
珍しくチャイが私の布団に潜り込み、一晩中足にくっついて朝まで離れなかった。
私はくっつかれているそこだけ暑いのだが、ちょっと離すとまたすぐにくっついてくる。
昨夜は余程寒かったのであろう、可愛そうだから蹴っ飛ばさないように気を付けて寝た。
6時起床
そんなチャイといーたんとゴソゴソ起きて、ストーブに火を入れて朝御飯を作る。
色んなやり方を試すが、なかなか完璧なオムレツは作れないなぁ。
洗濯物を干して11時に出発する。
峠では雪が積もっていてこのマシンではなかなかデンジャラスであったが、無事に越えていつもの道の駅で休憩。
浅間山が恥ずかしいのか、隠れている。
その少し先のコンビニでお茶を買い、持ってきたおにぎりを車中で頂き軽くお昼に。
通りすがりに御代田駅のデゴイチを見に寄るが、いつみてもこのデゴイチは動態保存とみまごうほどで、さっきまで動いていたかのような輝きだ。
ピストンやクランク等は油でよく磨き込まれており、今にも動き出しそうだ。
御代田駅
この駅もスイッチバックの歴史があるそうなので、次回はボーイズとゆっくり散策しよう。
14時30分に今夜の宿に到着。
ロビーのクリスマスツリーが気分を盛り上げる。
でっかくて暖かい暖炉の前で、ウェルカムドリンクのリンゴジュースを頂く。
とてもキレイでアメニティーも充実しており、お洒落な洋酒の小瓶もおいてあったりと流石一流ホテルだ。
窓の外はホテルのゴルフ場。
残念ながら浅間山は見えない。
部屋で少しゆっくりした後、ラウンジでワインを頂く。
余りにも私の好みの味だったので、何処のワインかウェイターに尋ねたら
『申し訳ございません、私ではわかりかねますのでソムリエを呼んでまいります』と。
ソムリエなんか呼ばれてもこちらが困るので、丁重にお断りをした。
しかしウェイターがソムリエに聞いてきてくれたらしく、きちんと説明をしてくれた。
ラウンジには書籍が沢山あり、草軽電鉄の本が有ったので更に楽しめた。
滞在中は無料で呑めるらしいのでお代わりを進めてきたが、まだシャワーも浴びていないので一杯でやめておいたが、本当に美味しいワインだった。
流石 ざ王子だ。
ありがとう
部屋へ戻りシャワーを浴びて早速一杯やりだすと小雪が舞ってきて、池の氷の上で雪の風紋が色んな形に変化している。
なんと素晴らしい光景だろうか。
至福の時間だ。
今夜のホテルには大浴場が無いので、妻は同じグループ内のイーストホテルへ無料のバスに乗って温泉へ入りに行った。
ずーっと楽しみにしていた
今回の旅行のメインイベント
ホテルとワイナリーが主催するワインクラブ。
フランス料理を頂きながら、数種類のワインを楽しむ企画だ。
しっかりおめかししてレストランへ。
料理長の挨拶に始まり、ワイナリーの総責任者がワインについての解説をスライドを観ながらしてくれて、スパークリングから白ワインへ。
色鮮やかなオードブル
お料理もワインも言葉にならない程美味しく、私にとてもフレンドリーに対応してくださったソムリエの方と沢山写真を撮って頂き、
素晴らしいひとときを過ごさせて頂いた。
皆さんありがとう
12月20日 (月) 曇り
7時起床
今日は今年最後の会社をサボりだ。
窓の外は曇り空で寒そうだ。
備え付けのカッコいいコーヒーメーカーでコーヒーを淹れてみる。
2種類のコーヒーがあり、私は濃いのが好みで妻は薄いのが好きだ。
2杯淹れる頃には香りで目が覚めた妻がゴソゴソ起きてきた。
ゆっくりコーヒーを頂き、8時過ぎにレストランへ。
ディナーのスタッフやソムリエの皆様から、揃って昨夜のお礼を頂いた。
いや、お礼はこちらがするものだと思っているので、とても恐縮して丁寧にお礼した。
玉子料理はチョイス出来るので、2人で迷わずオムレツ。
朝からスパークリングワインが出てきたので、一口だけ頂く。
芸術的なオムレツ
焼印入りだ
どうやったらこのようなオムレツが作れるのだろうか。
ゆっくり食事してから朝風呂へ浸かりに。
ロビーで周遊バスを待つ。
昨夜妻はイーストの温泉に入ったので、今度はウェストの温泉へ入りたいとの事。
バスに揺られてコテージの中をゆっくり走る。
乗り物大好きな私は嬉しくて仕方ない。
温泉到着
温泉の玄関
のれんは無いのか
晴れてきたので露天風呂へ。
隠れていた浅間山が顔を出してきた。
一杯飲みたいところだね。
迎えのバスが来た
私が勝手に名付けたぐるりん号
たまらないね
チェックアウトがなんと12時なので、それまでゆっくり。
ステキなドアマンに見送られて、最高のお天気の中出発。
せっかくなので帰り道の途中にある、昨夜頂いたワイナリーへ寄ってみる。
ワインを作る樽だそうだ。
とにかくデカイ
残念ながら工場見学は出来なかったが、また時期をみて来よう。
行きに寄った道の駅でお土産を沢山買い、食堂で遅いお昼にした。
妻は蓼科牛丼で私は村長カレー。
凄い名前だが、こんなメニューが大好きで本当に美味しかった。
帰りは雪の心配もあったので、レイク経由で少し遠回りして帰宅した。
今年もあと少しだが、本当に楽しかった。