桜大好きの日記

思った事を綴ります

サプライズ

11月22日 (月) 雨

危うく長引くところだった仕事をサクッと片付け、雨の降るなか帰宅。

ずっと前から妻が行きたかったホテルにこれから行くのだが、何故か様子がおかしい。

お留守番のボーイズがお洒落をしていて私をせかす。

妻がニヤけて食事の準備をしながら言った。

『今夜のホテルに確認したら、ホテルの部屋ではなくてコテージなんだって』

あんなに泊まりたかったホテルなので、可哀想だなぁと思ったら
『なんとワンちゃんも一緒でいいんだって』

いったいどういう手違いなんだ?と訳も分からず私も喜ぶ。


結論は単なる妻の予約の勘違い。

聞くともともと今回のプランは朝食だけで、夕食は何か買って部屋で食べる予定であったが、コテージに調理器具が無く電子レンジ程度らしいので、軽くおかずを作っているらしい。


なかなか止まない雨の中出発する。
急遽連れ出されたボーイズも、ただならぬ雰囲気にかなり興奮しているが、チャイ坊は定位置でしっかり見張りを怠らない。
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洒落た別荘地の中をしばらく走って、無事20時到着。
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ロビーにはでっかい暖炉があって、ほのかに薪の燃える香りがなんとも言えない。
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チェックインしてからコテージへ移動する。
何棟かあるコテージの一番奥なので、静かでいい感じ。
暗くて周りに何があるかわからないけど、マシンを玄関へ寄せてとりあえず荷物を運ぶ。
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中へ入ると興奮しているボーイズが、怪しい部屋だと思い臭いを嗅ぎまくる。
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だんだん落ち着いてきてよそ様のケージの中でも、ふたりともちゃんとオシッコが出来たのは正直ビックリした。
意外とお利口なのか?
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一応自分達のお布団を敷いてあげたら、やはり落ち着くみたいで安心していてよかったな。
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私は早速コテージのバスルームでシャワーを浴び至福の時間。

家から持ってきた妻の焼いた餃子やサラダ等簡単なもので、ささやかに夕食を頂く。
こんな食事が美味しい。
グラスはお気に入りのプラスチックのヤツ。
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お腹が満たされた妻はホテルの温泉まで歩いて行ったので、私達ボーイズは大人の時間の始まりだ。
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簡単なツマミを出して、いつもの様に付き合う長老とチャイ坊。
かわいいな
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雨音を聞きながら、しかししっかり暖房が効いて暖かい中、温泉から帰ってきた妻が実に満足そうだった。

ぐっすりおやすみ


11月23日 (火) 晴れ

7時起床。

窓の外は晴れている気持ちの良い朝が来た。

昨夜は真っ暗で気が付かなかったが、コテージの窓からは川が見えて、小さいながらもデッキがあった。
夏はこんなデッキで酒を呑んだらどんなに旨いことか。
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妻はそっと寝かせておき、ボーイズと散策に出かける。
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妻が起きてきたところで2人で温泉に朝風呂に行き、9時にレストランで朝御飯を頂く。
ほとんどのお客さんはもう出発する時間なので、ゆったりと食事が出来る。
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美味しい朝御飯。
スクランブルエッグかオムレツを選べるのだが、迷わずオムレツを。
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あまりにもオムレツが大きくて美味しいので、聞いてみたらシェフが玉子二個を溶いてそれだけで何も混ぜずに焼いているとの事。
周りはフワフワで中はトロトロのオムレツのお手本だ。
流石プロ。
でも私は玉子1つで作ることに拘っているからガンバるぞー。
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美味しい食事のあと、庭を散歩して
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リスが走り回り、木に登ったり降りたりしていた。
かわいいな
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庭の奥に行くととても広いドッグランがあったので、チェックアウトしてから連れてこよう。


寒くなったので一旦ロビーの暖炉に暖まりに行くが、残寝ながら火は消えていた。
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全て楢の薪だ。
流石だね。
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暖炉の裏の廊下にギャラリーがあり、お洒落な絵が何枚か飾られているのを妻が熱心に見ていた。

全て額付きのプライスがありオークションになっていて、3匹のブタさんの画がとても気に入ったらしく札を入れていた。

落札出来たらいいね。


コテージへ戻り荷物を積み込み、11時にチェックアウト。
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ホテルの玄関
このホテルはカートの置き方にも拘っている。
なかなかやるな
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さぁ、いよいよお待たせのドッグランに連れていく。
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ウィリアムも歳を忘れて何度も走り回っていた。
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他の友達は誰も来なかったが、本当に楽しそうに遊んでいた。
手違いがあって、かえって良かったねボーイズ。


しばらくすると遠くの山に雲がかかり、雪が舞ってきたので帰ることに。
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道沿いの蕎麦屋に寄ってお昼に。
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これぞ蕎麦
うまい
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妻は天ぷらとキノコご飯の付いたヤツで、お蕎麦はひとくち食べて全部私にくれた。
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いつも寄るもう一軒の農園で野菜を沢山買いスーパーでお気に入りのワインを買う。
それからガラス工房で、前から欲しかったワインのふたを自分のお土産にして無事に帰宅。
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ストーブに火を入れてからアクアパッツァのカレイをブッタ切り、長芋を擦ってからシャワーを浴びる。

ストーブが暖まったところで、妻の焼き芋を乗せてから至福の時間。

相変わらずやりだすと集まるチャイ坊一味
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呑んでるときにボトルにするふた。
名前は何て言うのかな?
時間をかけて選んでみた。
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ウィリアムはすっかり疲れきって、ご飯を食べたら死んだように寝ている。


流石のチャイ坊も寝ながら、それでも付き合っているかわいいヤツ。
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今回は手違いから本当にサプライズで良かったね。

私も本当に楽しかったよ。
おやすみ