桜大好きの日記

思った事を綴ります

ワインと温泉とペンションと歴史

10月8日 (金) 晴れ



6時半起床

いつものように朝食を作る、ワンパターンな朝が来た。
今日のオムレツは少し火加減を変えたせいか、全くダメダメだった。


11時ころに出発。
今日は遅い夏休みを取り、ゆったりと温泉へ向かう。

首を長くして待っているバアちゃんを迎えに行き、昼御飯の予定の道の駅へ突っ走る。

快適に走り、道の駅到着。
ここのそばが食べたかった。
値段といい量といいこれぞ そば、と言う位私のお気に入りのそばだ。
うまい
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腹ごしらえも出来たので、ひたすら走る。

妻は日頃の疲れか、やはり助手席でぐっすり寝ている。

出発が1時間ほど遅れたので仕方なく高速に乗り、栗で有名なパーキングでトイレ休憩。

高速のお陰で予定通り、無事3時にチェックイン出来た。
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きれいなお部屋
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早速私は温泉に浸かり、まずは部屋で缶ビールを一杯。
至福の時だ。

妻とバアちゃんは旅館の温泉で汗を流した後、2人で外湯巡りに出掛けた。
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私は1人でゆっくりと下駄の音を楽しみながら温泉街を歩き、大好きな射的の店に向かう。

マンホールにお猿がいた。
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風情あふれる外湯。
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情緒ある温泉街を暫く歩くと素敵な呑み屋の店先で、酒蔵の前掛けをしたキレイなお姉さんに
『良かったら立ち呑みでビールでもいかがですか』
と声をかけられた。
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何?立ち呑みぃー?
私は先日の旅行で生まれて初めて、憧れていた立ち呑みというものを経験して、とても嬉しかった。

しかも大好きな温泉街で、こんなキレイなお姉さんに誘われて、大好きなビールを立ち呑み出来るなんて断わる理由が見つからない。


盛岡と鳥取の生ビールがあるとの事で、盛岡の生ビールをオーダーした。

ワインの樽の上で立ち呑み
たまらない。
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そのお姉さんはとてもお話好きで、ご自分から身の上を楽しそうに話して止まらなかった。
自分の生き様に信念を持っている、そんな想いを強く感じるお話だった。

旨いビールを頂きながら、私はこれから1人で射的に行く途中です、と伝えると
『まぁ、射的上手そうですね。景品取れたら下さい』
とおねだりされた。

『そうですね、御菓子でも取れたら持ってきますよ』

そう言って、またカランコロンと下駄を鳴らして射的のお店を目指した。

ここに来たかった
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ここの射的屋さんは景品を直接打つのではなく、台の上にあるのは点数が付いた置物や、トイレットペーパーにぶら下げられた点数の札を打ち落とすらしい。
その点によって最後景品を選ぶ仕組みで、15発で500円。



私はゴルゴ13の如く百発百中で点数を稼ぎ、御菓子を適当に選んで宿に向かう。
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先ほどの立ち呑み屋の前にいたお姉さんに、ハイこれと言って御菓子をひとつ渡してまた歩き出す。

お姉さんは
『本当に射的うまいんですね』
とビックリしていたが、子供の頃からやっているので私にとっては朝飯前で普通の事なのだが。

残りの御菓子は娘にでもお土産にしよう。


温泉街をプラプラしながら景色を楽しむ。
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宿に戻ると二人はまだ外湯巡りから帰っていないので、また1人でビールを楽しむ。


そしてやっとご飯の時間だ。

ここのお料理は個人的にはかなり大好きで、味付けが薄くて本当に品があると思う。
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ビールと地酒でゆっくり楽しんでから、部屋に戻ってまた一杯やりぐっすりおやすみ。
バアちゃんと妻はまた温泉に。

2人ともホントに好きだね、温泉



10月9日 (土) 晴れ


6時半起床。

バアちゃんと妻は朝から外湯へ。

2人ともホントに好きだね、温泉

七時半に朝御飯。
やはり最高に旨い。
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9時くらいまでゆっくりして出発する。


温泉街近くの道の駅へ寄り、またお土産を買いまくる2人。


少し時間があるので、何とか大観音とやらに行ってみる
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それから湯田中駅へ。

駅の待合室で私は早速、缶ビールをプシュっと。
午前中から酒を呑むのは年に1回あるかないかだ。
たまらないな
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定刻通りゆけむり号が入線する。
カッコいい
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改札を抜けると、前回ご一緒して頂いたアテンダントさんがおり、私達を覚えていてくれてとても喜んでくれた。

前回と違うお弁当で嬉しい。
今日は少しでもワインを美味しく頂く為に、赤ワイン用にマイグラスを持ち込んだ。


アテンダントに、プラスチックなので割れる心配はないので使ってもよいか訪ねると、快くオッケーを頂いた。
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楽しい時間はあっという間に過ぎ、長野駅に到着
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折り返しの列車まで38分しかないので急ぐ
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駅ビルの中にある立呑み屋でビールをオーダー。
この店は前回のワイン列車の時に寄り、生まれて初めて呑んだ立呑屋だ。
嬉しい

たまらないね。
人生3回目の立ち呑み
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この状況でもお土産を買いまくる2人には恐れ入った。

無事に発車ギリギリに折り返しの列車に乗り込む。
アテンダントが心配していた。
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そしてお弁当は先ほどとはまた違い助かる。
これは以前乗車した時と同じお弁当で、とても美味しかった。
せっかくだけどさっき頂いたばかりなので、とても食べきれないのでひとつの折を3人で分けた。
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またワインをゆっくり頂きながら、車窓を流れる北信濃の景色を楽しんだ。

バアちゃんも本当に楽しそうで、連れてきて良かった。

車掌さんの唄を交えた楽しい案内も、さらに旅を思い出深いものに。

湯田中駅で運転士さん、車掌さんとアテンダントさんと皆で記念撮影をしてお別れ。
本当に楽しかった。
ありがとう

ドライバー交代で湯田中駅を出発。
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途中の道の駅でトイレ休憩
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山道に入りクネクネ道を案内しながら走る。
湖の畔を過ぎ、山の中の素敵なペンション到着。
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バアちゃんがペンションに泊まったことが無いので、選んでみた。
ホームページには和室の設定は無いが、電話で確認したら有るとの事なのでお願いした。

綺麗なお部屋で2部屋ある。
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バアちゃんは奥の部屋へ
今夜は少しはぐっすり寝られるね
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ペンションの割にはとても素敵なお風呂でゆっくり汗を流して、フロントで買い忘れたビールを頂き相変わらず部屋で一杯。

たまらないな


そしてお待ちかねのディナー
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今夜はビールの後に、ワインを頂く。
美味しい
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とっても美味しいお料理でした
ありがとう
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部屋へ戻ってまたまた少しビールを呑んでぐっすりおやすみ



10月10日 (日)  晴れ

6時半起床

妻はお風呂へ


楽しみなブレックファスト
これも旨い
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鳥のさえずりが賑やかな中で、ゆっくり食事。
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素敵なペンションだなぁ


出発の時にご夫婦がお見送り
その時には玄関にある鐘を盛大に鳴らしてくれた。
ありがとう
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最高のお天気の中、野尻湖畔をドライブ
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一茶記念館でお勉強
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私のマシンの横に停まっていたカッコいいカブリオレ
山陰地方のナンバーのこの車に乗っていたのは、ロマンスグレーのとてもお洒落な方で、お一人で旅をされている様だった。
カッコいいなぁレクサス
私もあの方みたいな素敵に歳をとってみたい。
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一茶が亡くなられた土蔵
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酒蔵に寄り、大好きな安い純米酒を買う。
嬉しいなぁ
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そして小布施へ入り、軽快にマシンを走らせていると急に妻が
『栗だ』
と大声を出したので聞いてみると、何やら怪しげな店を通りすぎたらしいので、仕方なくUターンして寄ってみる。
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どうやら栗農家が自宅で直売していて、街から買いに来た常連さんも、ここはとても安いのだとおっしゃっていた。

美味しそうなので沢山買った
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目的のお寺に行くのに、うかつにも街中を通ってしまい少し渋滞にあう。
とにかく人混みは苦手なので、早いとこ脱出してお寺に到着。
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有名な天井絵がある岩松院だ
今は寝転ばずにイスに座って見るようだ。

縁側から庭に向けては、撮影はオッケーとの事で一枚。
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その横にある東屋で、昨日帰りのワイン列車で頂いた残りのお弁当を3人で分けて食べた。
ペンションで冷やしておいたので、サンドイッチが冷たいがとっても美味しいランチだ。
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ご飯を食べながら妻が呟いた。

『小布施に行ったことが無く、さっきの楽しそうな人混みの賑やかな所で栗ソフトを食べてみたい』

どうやら人混みが苦手な私に遠慮していたみたいだ。

この時期はあまり人混みは好ましくないが、だいぶ時間も遅くなってきたので、ボチボチ人も減ったはずと思い、
街中へ。

案の定人は少なくなっていて、駐車場へ車を停めて散策。

お詫びに珍しく私も丸々ひとつ、一緒にソフトクリームを食べてみた。
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妻は栗ソフトクリームの上にさらにモンブランが乗ったヤツを、本当に嬉しそうに食べていた。


凄いなそれって感じだけど、良かったね


さぁ、最後はバアちゃんのリクエストで、いつもの道の駅で肉を買ってバアちゃんを送って帰るだけだ。




今回も本当に楽しかった




待ってろよ、ボーイズ