駅そば
9月19日 (日) 晴れ
6時起床
今日は急遽、乗り鉄だ。
リュックに時刻表やら着替え、勿論一番大切なビールと酒とツマミは忘れてはいない。
大好物の駅そばを頂く。
この駅そばは久しぶりだ。
うまい
子供の様に嬉しくて、発車時刻まで撮り鉄
ターミナル駅なので、次から次へと電車が到着する度に女性の独特のアナウンスで
『まつもとぉーーーー、まつもとぉーーーー、まつもとぉーーーー』
と、聞いていて飽きない
昨年の11月、私の実母であるばあちゃんがドクターヘリで搬送された。
交通事故だった。
妻とばあちゃんと3人で温泉旅行に行く、その3日前の事だった。
やっと普段の生活に戻ってきたばあちゃんは、私達と温泉に行くのが生き甲斐みたい。
そんなばあちゃんはピンチヒッターでもある。
私の仕事柄、急遽仕事になる事は茶飯事で、そんな時キャンセル料がかかるのでばあちゃんに声をかけるとふたつ返事だ。
先月も妻とふたりで仲良く私の代打で大町温泉に泊まってきた。
今回も急に三連休仕事になってしまった私の代わりに妻に連れ出されたばあちゃん。
しかし今日その仕事にケリが付いたので、どうせならと電車に乗って追っかけて、2泊目に合流しようという作戦だ。
車窓からは北アルプスが。
早速一杯
勿論各駅停車なので、それぞれの駅もたまらない。
稲刈りが始まっている。
列車の中は色んな人が、それぞれの想いを胸に揺られている。
時刻表で乗り継ぎの確認し、
2本目のビールをあける。
そんな楽しい時間もあっという間に長野駅。
乗り継ぎ時間は約10分で忙しい。
急いでトイレに行き4番線ホームへ。
幸いまだ入線しておらず、列へ並ぶとほどなく2両編成ジーゼルカーがゆっくりと入線。
ボックス席ゲットして、今度はワンカップ。
黄金色のじゅうたんがまぶしい。
千曲川沿いをゆったり走るローカル列車。
酒が旨い
約50分の楽しかったジーゼルカーの旅もあっという間に終わり、妻とばあちゃんが迎えに来ているだろう飯山駅へ降り立ち13時19分無事に合流。
今まで二人で美術館巡りをしていてお昼ごはんまだ食べてないとの事なので、駅前のスーパーでのり巻きとか買って、飯山城跡公園の木陰の芝生の上でランチ。
勿論私はビールにツマミ。
風が涼しく気持ちいい。
お城のお殿様に想いを馳せて
もうひとつ残りの美術館を見たいと言うので、ふるさと館とやらに付き合った。
その中に鉄道の歴史の写真やらあって、非常に楽しめた。
そして本日の宿
戸狩温泉。
ばあちゃん達は昨日も戸狩温泉だが、この宿の少しスキー場寄りのそば屋が営んでいる宿で、当たり前だがそばがとても美味しかったらしい。
3人では少し狭いが、綺麗でトイレもあるお部屋
玄関の前はたわわに実った稲
窓の外も黄金色
早速温泉に行くがしっかりお酒を呑んでいるので、脚だけ浸かって汗を流す。
お待ちかねの晩御飯
私にとっては本当に豪勢だ。
ビールに地酒に沢山頂きました。
部屋に戻り少し地酒を頂き、窓をちょっとだけ開けて涼しくおやすみ。
9月20日 (月) 晴れ
6時起床
妻は温泉へ
朝御飯
本当に美味しい。
こういう朝御飯は最高だ。
特に玉子焼きは絶品。
ご飯もとても旨くておかわりしたかったが、健康の為に我慢した。
そんなに健康を考えるなら、酒減らせよって話だけどね。
9時頃出発して、道の駅でコーヒータイム。
先日来てとてもお気に入りのカフェだ。
大好物のかりんと饅頭と
美味しいコーヒーを頂いたあと、地酒の酒蔵に行くが残念ながら定休日。
仕方なく昨日寄ったスーパーでそのお酒をお土産に買う。
そしてお昼ごはんを何処にしようか悩んだけど、調べたら善光寺の近くに美味しそうな鰻屋があるので地図とにらめっこしながら田舎道ばかり走り、牟礼経由で到着。
特上の鰻重
言葉はいらない。
ご馳走さま、ばあちゃん
最後の道の駅でトイレ休憩
しかしここでも2人はお土産を買いまくる。
本当に女性は買い物が好きだなぁ。
無事にばあちゃんを送り届ける。
お土産山の様だね。
お疲れ様でした。
狂ったボーイズのお出迎えで帰宅。
今回はいつもと違うパターンで、仕事のお陰で思わず乗り鉄呑み鉄も出来て、本当に楽しかった。
荷物を片付け、峠の焼肉屋へ。
妻はジンギスカンとラーメン、私は豚ロースと瓶ビール。
この店は妻が小さい頃から、父親に連れて来てもらった思い出の店。
連れてくるといつも男手ひとつで育ててくれた、亡くなった父親の事を思い出すみたい。
今夜は珍しく私がおごってあげたらビックリしてとても喜んで
『おごってもらうの10年ぶり位だね』
と笑っていた。