友人の家
２月５日 (土) 晴れ
８時起床
寒い朝だがプラのゴミを頑張って出しに行ってから、ゆっくりとストーブに火を入れる。
今日の朝食は妻が最近覚えたガレットを焼いてくれた。
本物のガレットとやらを食べた事がないので、これが美味しいのかわからないが私にとってはとても美味しく、また是非とも作って欲しいとお願いした。
今日も洗濯や掃除をしてから軽く昼御飯を食べて、14時頃出発する。
残念ながら来年あたりに建て替えが決まった、大好きな駅に寄ってみた。
昨年確か屋根を塗り替えたばかりなのに、もったいないなぁと思いながらも企業としては維持費がかかるのでいたしかたないか。
とても味のある名板だ。
どうぞ駅寝して下さいと言わんばかりのベンチ。
よだれが出ます。
今度ボーイズとゆっくり来てみよう。
次はトンネルが出来るまでは、特急あずさが停車していたターミナル駅だ。
こちらもなんとも言えない雰囲気で大好きな駅だ。
お次は秋にはもみじで賑わうもみじ湖。
凍っていてとても寒い。
そのもみじ湖を貯めている箕輪ダムだ。
カッコいい
そのダムのすぐ下にあるキャンプ場に寄ってみるが、勿論凍り付いていて誰もいない。
いつか来てみたいキャンプ場なので、ボーイズとゆっくり出来たらいいなぁ。
今日の観光はこの辺にして、ダムのすぐ下にある集落の中の宿に15時到着。
ゲストハウスと言うらしい。
イギリス人の旦那さんと、日本人の奥さん２人で営んでいる宿だ。
古い民家を買いとって簡単にリフォームした、とてもお洒落な感じのゲストハウスだ。
奥さんと薪ストーブ。
かわいいネコちゃんも２匹いる。
煙突の横で、おとなしく暖まっている。
お洒落なカウンターだ。
ここは普段はカフェになっているらしく、フロント兼食堂で私達はここでご飯を頂くみたいだ。
天井には古い梁が剥き出しでカッコよく、シーリングファンがお洒落。
チェックインしてから薪ストーブの前で、１時間も奥さんと楽しいお話をしてからお部屋へ。
全くもって民家だ。
私は軽くシャワーを浴びて、早速至福の一杯。
今回は写真が無いなぁ。
18時に晩御飯のお呼びがかかる。
なんと自分でピザを作って頂くらしい。
先ずは奥さんがお手本を見せてくれる。
パイ生地を薄く伸ばすのがコツらしい。
私もやってみた。
その生地にトマトソースを塗っていく。
周りは１センチ位塗らないのがコツみたいだ。
それにチーズを薄く乗せてから具を乗せる。
欲張って山盛りにするとよく焼けないから、これも薄く乗せるのがコツらしい。
それを外のピザ釜に薪で火を炊いている、イギリス人の旦那さんが１枚ずつ焼いてくれる。
暗くてよくわからないね
そして焼き上がった、人生初めて作ったピザだ。
見映えは悪いがチーズがとろーり溶けて、何とも言えず旨かった。
奥さん曰く今が釜の火が最高だから、とにかく早くピザを作って沢山焼けと言う。
私達はそんなに何枚も食べられないので遠慮していたら、その横で奥さんは作る傍ら何枚も食べながら、寒い外で焼いているご主人にもあげていた。
優しい奥さんだなぁ。
とにかくピザを焼くのは忙しい事がわかったが、寒空のなか私達の為に焼いてくださったご主人に感謝です。
沢山焼けたピザを囲んで、お酒を呑みながら４人で楽しいひとときが始まる。
英会話の教師として来日したご主人だが、日本語を覚える気が全く無いそうで、私がしゃべることを奥さんが英語で通訳する。
なのでご主人の笑いにタイムラグがあり、それが何とも面白い。
また来日する前に２人で、ヨーロッパじゅうをキャンピングカーで何ヵ月も旅したお話もとても興味深くそして楽しかった。
私など日本しか知らないので、そのスケールの違いに圧倒された。
その時の地図を見せて頂いたが、ちんぷんかんぷんであった。
でも、いつかイタリアに行ってみたいなぁ。
そして満を持してよいこで待っていたロッキー君が登場。
ご主人と一緒に沢山芸を見せてくれた、とてもお利口なワンちゃんだったが、先住のネコちゃんにいじめられるそうだ。
お座りと待てしか知らない我が家のボーイズとはえらい違いだが、うちはそれでいいよねチャイ。
仲の良い友人の家へ遊びに来た様な、そんな楽しい時間もあっという間に過ぎ、奥さんが入れてくれた湯タンポで暖かくおやすみなさい。
２月６日 (日) 晴れ
７時半起床
窓の外を見ると、夜中に降った雪がうっすらと積もっていた。
８時に朝御飯のお呼びがかかる。
奥さんが焼いてくれた手作りのパン
それをストーブで焼く。
美味し朝御飯だ。
ご主人と奥さんは隣のこたつで一緒に朝御飯。
ご主人自慢の手作りのピザ釜。
本当に美味しかったなぁ。
楽しいお話を沢山しながらゆっくりと食事するが、気が付けば結局チェックアウトの１０時までお話していた。
ご夫婦に見送られ出発。
本当に色んな人生が有るもんだと色々と考えさせられ、また私の人生にプラスになることが沢山あった今回の友人の家の様な宿であった。
最近出来たらしいお店でお土産や野菜を買う。
峠を越えてよく寄る洒落たお店でソーセージとコロッケを買い、13時頃無事に帰宅。
大好きだよ、ウィリアム チャイ
ストーブに火を入れて、妻のリクエストで焼き芋を焼く。
中はホクホク、皮はパリパリの焼き芋の出来上がり。
私は食べないが、ボーイズは食いついてくる。
大好きなワインでゆっくりと食事。
相変わらずなチャイ
やはり家で飲む酒は格別だなぁ。
今回も本当に楽しかった
